うちに子どもがいない理由①〜私と子宮内膜症〜 - もくの日暮らし
①に続き、うちに子どもがいない理由の二つ目を書きたいと思います。
ずばり、私がうつ病だからです。
24歳で発病し、38歳の現在もドクターストップで働くことができない状態です。
お薬も数種類、欠かさず服用しています。
毎日が闘いです。
これでも、14年かけてかなり良くなったんです。
最近、希死念慮が少なくなってきて、生きるのがすごく楽になりました。
因みに、私のうつ病の原因は親きょうだいだと、私は思っています。
うつ病というと、まだまだ偏見や誤解が多く、カミングアウトには慎重にならざるを得ません。
甘えてるんじゃないかとか、私もうつは経験したことあるよとか、頑張ってとか。
健康な人でも、うつ状態になることはありますが、うつ病の抑うつとは、全く質が異なります。
基本的に、甘えられない人がなりやすいです。
「頑張って」は禁句です。頑張って頑張って頑張り過ぎて、疲れ切った人がうつ病になるので、「頑張って」は追い討ちをかける言葉です。
まとまりない文章で、すみません。
未だにうつ病の事を書くと、辛くて。あと、書きたいことが多すぎて、混乱してしまいます。
35歳の時、卵子の劣化のことを考えると、今が妊娠のラストチャンスじゃないかと思って、妊娠を目指して医師と相談のもと、減薬にチャレンジしたことがあります。
結果、病状が悪化し増薬となりました。
医師にも、あなたの命が最優先だと言われました。
若い時から子どもが欲しかったので、子どもを諦めるという事が思ったよりもずっとずっと大変で、今も苦しいです。
夫は子どもに執着がなく、むしろ子どもはいらないと思っていた人です。
子どもを授かることが無理だとわかった後で、その事を知り、認識の違いにかなり苦しみました。
苦しみを一番分かち合いたい人と分かち合えなかったのは、辛かった。
一時期それで、別れの危機があったほどです。
年賀状で子どもの写真を使う人が多すぎて、毎年お正月が地獄だったので、去年年賀じまいをしました。
周りで妊娠、出産の話を聞くと、心身共にかなりのダメージを受けます。
不謹慎なのですが、コロナ禍で子どものいる知人に会わずに済み、ホッとしている自分がいます。
もっと歳を取って、閉経したり、周りで子どもが産まれた話を聞かなくなったら、少しは楽になるのかな?
苦い思いを書き綴りました。
私が専業主婦である理由もこのうつ病によるものです。
子どもがいない理由シリーズはこれで終わりです。