もくの日暮らし

東京の片隅に住む、子なし専業主婦の日々を綴ります。

合気道部でした

今週のお題「わたし○○部でした」に参加します。

こんにちは、もくです。

 

大学生時代、私は合気道部でした。

 

それまで体育会系の部活にとんとご縁がなかった私が、何故合気道に興味を持ったかと言うと、

「自分の身は自分で守れるようになりたい」

という願望を持っていたからです。

 

合気道は、老若男女誰でもでき、相手の力を利用するらしいという知識しかなかった私ですが、昔から武道への憧れが強かったこともあり、いつかは…と思っていたところ大学で合気道部を発見。即入部したのでした。

 

私が入学した年は、なぜか武道系部活に入る人が多く、合気道部の同期も20名を越えていました。

対する先輩方は院生まで含めても十数人…。対応するのが大変だったと、今でも当時の部長に言われます。

 

(話が逸れますが、その時の部長、今の私の夫だったりします。学生時代、2人の間にはなーんにもなかったのですが、ご縁とは不思議なものですね!)

 

最初は受身の練習からスタート。運動神経はあまり良くない方なので、苦労しながらも先輩方のご指導のおかげで少しずつ技ができるようになりました。

合気道は基本は2人1組で、取り(技をかける方)と受け(技を受ける方)を交代しながら、型稽古をしていくスタイルです。

 

私の大学の合気道部は、流派としては合気会系で(他にも流派があります)、一番メジャーなところでした。

合気道には試合がないので、技の習熟度を見る審査を受けて級や段位を取得していきます。

最初は7級からスタートし、6、5、4、3、2、1、初段、二段…と上がっていきます。

 

私は大学院までいたので、真面目に取り組んでいれば二段まで取れたはずなのです。

しかし、途中何度も怪我をしたり(関節技が多いのと、単純に受け身がヘタだったから)、そうこうしているうちに、「こんな痛い思いをして、なんでやってるんだっけ??」と合気道自体が嫌になって逃げ出したりしたこともあり、1級止まりでした。

今振り返るとちょっと恥ずかしい歴史…、あと勿体無い。けど、その時はいっぱいいっぱいだったんだよなあ。

また、昇級・昇段審査の他にも、学祭の演武や県の演武会という身につけた技を発表する場があり、その度に練習をやり込んでいました。

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学祭の時の写真がありました。楽しかったなあ。

あと、泊まりがけの合宿もありました。朝一の受け身50本だったか100本だったかの練習で、身体がガタガタになった記憶が…。それも、今となっては良い思い出です。

 

部活の雰囲気は、体育会系部活にしてはかなり緩いかんじで、怒鳴られたりすることもなく先輩方も優しかったです(一部の人除く)。

練習は夜19:00〜21:00だったのですが、その後自主練した後に、ご飯行ったり、海に行ったり、ドライブしたり…。他にも河原で遊んでバーベキューとか(地方の田舎にある大学だったので、自然豊か)。

何もかもがめちゃくちゃ楽しく、まさに部活で青春を謳歌させてもらいました。

 

合気道部に入って、合気道に出会えてよかった。

 

そして、今も合気道を続けられていて、本当に幸せです。相変わらず怪我は多いですが。

 

今では、合気道を一生続けることが、人生の大きな目標の一つになっています。