もくの日暮らし

東京の片隅に住む、子なし専業主婦の日々を綴ります。

子なしは、時々とても切ない

こんばんは。

子なし専業主婦をやっております、もくです。

 

突然ですが、私は子供が欲しいタイプの子なしです。

(当然のことですが、この世には子供が欲しくないタイプで子供がいない人が数多存在するので、前置きとして書きました。)

なので、うつ病子宮内膜症という二つの持病から、子供が望めないとわかって数年経ちますが、未だになんとも言えず辛い時があります。

 

今日、何気なく母と連絡を取ったら、従姉妹達の出産と妊娠を知らされました。

聞いた瞬間は、「おー、めでたいのう」と思ったのですが、数時間経った今じわじわと胸が痛くなってきました。ついでにお腹も痛い気がします。

今日、たまたま一人で骨董市に行って大いに楽しんできたのですが、それがなかったら危なかったです。先に発散しておいてよかった…。

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楽しかった骨董市。

新しい命の誕生を、純粋によろこべない。

それどころか、辛く感じるなんて。

なんだかね、哀しいことですね。

でも、私も誰も悪くないんですよね。

切ないなあ。

 

母は、「子供なんていない方がいいよ。大変だぞー。」と言います。

慰めてくれてありがたいし、気を遣わせて申し訳ないけど、正直、余計に苦しくなる(ちなみに、私のうつ病の素地をつくったのはほぼ両親なので、孫の顔が見せられず申し訳ないという気持ちは微塵もありません。親への愛憎の高低差ツライ)。

以前、不妊治療の末に子供を授かった知人に、「わかります。辛いですよねー」と言われたこともあるけれど、不妊治療のスタート地点にも立てなかった自分には、酷な同情?でした。

 

結局この感覚は、なんだかんだで子を授かった人にはわからないんだろうなと思います。

きっと私が、子を持つ感覚がわからないのと同じですね。

 

ちなみに我が家は、夫婦揃ってメンタルの病気持ちなので、養子にもご縁がありません(もし、病気持ちでも養子縁組ができたとしても、子供に負担をかけたくないので縁は組まないと思いますが)。

というのも、何人からか「養子という選択もあるよ」と言われたこともあるため(もちろん、養子縁組は基本的によい仕組みだと思っています)。

 

肝心の夫氏ですが、子供を持つことにこだわりがない人だったらしく、それを哀しく思った日々もあったけれど、それでよかった面もあるなあと今にして思います。

 

今手にしているものを大切に、そろりそろりと生きていこうと思います。

 

 

七十二候は、蚯蚓出〜みみずいずる〜。ミミズといえば、縁の下の力持ちですね。

 

読みづらい内容を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。