もくの日暮らし

東京の片隅に住む、難治性うつ病持ち子なし専業主婦の何気ない日々を綴ります。

桑の実とチョコの話

こんばんは、もくです。

 

大学生の頃、住んでいたアパートの近所に桑の木がありました。

 

葉っぱがお蚕さんのごはんになる木ですね。

 

ベリー系の実が成るんです(今調べたら、マルベリーと呼ばれているみたいです)。

 

ある時、通りかかったらたくさん実が成っていたので、ギリギリ大学の敷地っぽい?少なくとも誰か人様の土地のものではなさそうだったので、ビニール袋を持って収穫しに行きました。

 

木に登ったりしながら(農学部なのでお茶の子さいさい)、順調に収穫していたところ、軽トラで通りかかったおじさんに声をかけられました。

 

お「あんた、〇〇大学の子?」

私「そうです〜」

お「これやるよ!食べかけだけど、変なもの入ってないから!」

私「わあ、ありがとうございます!」

 

と、食べかけのチョコ(ルックだったかな)をくれました。

 

その時は、親切なおじさんだなあと思っただけだったのですが、今思うと、

 

食べ物に困る苦学生

 

に見えたのだろうなあ…。

 

女子大生がその辺の木の実を食べてるのって、やっぱりちょっと変だったか。

 

あのおじさん、元気かな?

チョコおいしかったです。ありがとう〜。

 

ふと思い出したお話でした。