もくの日暮らし

東京の片隅に住む、難治性うつ病持ち子なし専業主婦の何気ない日々を綴ります。

祖母に会いに新潟へ②

季節の進んだ土地に行って、帰って来たら東京も秋になっていました。

 

 

3日目。

安定の睡眠イマイチ&朝起きられないが発動。

まだまだ、うつ病と共にいるのだなあと実感しました。

まあ、それでも、だいぶ人間らしくなったのでよしとします!

 

美味しすぎる朝ごはんを、お部屋で食べさせてもらいました。気遣いに感謝…。

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身支度して移動して、祖母と面会。

今日は、ばあちゃんお目目開いてた。

うれしい!

ここぞとばかりに手を振り声を浴びせる娘達&孫娘。

この日も歌を歌ってみました。祖母は若い時から歌や踊りが大好きだったそうなので、聴いてくれたかな。

ちなみに曲は「花は咲く」と「愛燦々」「川の流れのように」の短いバージョン。

介護士さんがとろみのついたカルピスを飲ませたら、ゴクンと飲み込んでました。

その調子だよ、ばあちゃん!

無事に嚥下してる姿を見て少しホッとしました。

 

そのあとは、伯母家と合流してランチ&イオンへ。

子供達を従姉妹の婿殿に任せて、女5人でショッピングしました。

た、楽しすぎる…!!

 

大好きな美し過ぎる従姉妹と。

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みんなそれぞれ戦利品をゲットして、一休みした後、私だけ子供たち&婿殿と合流してゲームセンターへ。

実はその日の最初に、子供達に一緒にゲームセンターに行かないか誘われて、行くと約束していたのです。約束は守らんとな!

一緒に遊べてとても楽しかったのですが、いかんせんゲームセンターって疲れますね…。

 

太鼓の達人しました。

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明けて4日目。

ごはん、身支度、移動して祖母と面会。

 

晴れました。新潟の景色だなあ。

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ばあちゃん、前夜に38℃の熱が出て、面会できるか危ぶまれましたが、点滴などの処置のおかげで無事に面会できました。ありがたや。

 

私達は明朝には帰ってしまうから、会えてよかった。

お熱しんどいねえ。下がってよかった。処置のおかげか目も開いているし、少し楽そうに見えました。

介護士さんの話では、熱も続いているし、尿の濁りもあるらしい。

やはり改めて、会いに来られて良かったと思いました。

 

また歌を歌ったら、ばあちゃんも口をモゴモゴさせてました。

声を聞くことはできませんでしたが、一緒に歌っていたのだと勝手に思っています。

耳は聞こえるそうなので。

眼球も動かせるようで、母や叔母や私の顔を見ていました。

この日は我々も、ばあちゃんにカルピスとプリンを飲ませたり食べさせたりさせてもらいました。

食べて飲んでくれてよかったあ。

後ろ髪を引かれながら、ばあちゃんとお別れ。また来るけんなー。

 

叔母宅の庭。桔梗が美しく咲いていました。

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祖母に最後に会った6年前は、私が誰か認識できないものの会話もできたので、コロナ禍が無ければとは思いますが、こればかりは仕方ないですね。

お互いにこの世で再び生きて会えたのは、大収穫でした。

 

うつ病を経験している身として、死は身近なものです。

なので、祖母と私、どちらが先にあの世に行くかなんてわかりません。

うつ病に限らず、他の病気、事故や天災もある世の中です。

だから、お互いに生きて会える瞬間があることを最大限喜ぶしかないなと、思うのです。

勿論、大切な存在が亡くなったら、悲しみ嘆き苦しみます。体調も崩すでしょう。

正直、愛した分、失うのはとても怖いです。

 

ちょっと話は逸れますが、叔母宅の夜ご飯の時、お墓や死んだ後の話となりまして。

そしたら、義叔父が

「たーいじょうぶ!俺が道を作っといてやっから!安心しな!」

って言ってくれたんです。

なんだか、その言葉で泣きそうになってしまいました。

順番を守るために、生きてこうって思いました。

ありがとう、義叔父さん。

 

5日目。最終日。

朝6時に無事に起きられました。

連日睡眠イマイチなので、流石にグロッキーです。

 

綺麗な青空と緑。

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義叔父とお家に別れを告げ、叔母の出勤の途中、最寄駅に下ろしてもらうことに。

 

最後までお世話になり通しでした。

本当にありがとう…!

 

叔母と我々母娘、お互い笑顔で別れを告げました。

 

この後新潟から東京へ移動して、東京駅で夫と合流しました。夫の顔を見たら、なんだか力が抜けました。

 

3人でご飯を食べてお茶して解散。

広島までは新幹線であと4時間。

昔よりは早くなったものの、やはり遠いですね。

母を改札でお見送りするのはやはり寂しいです。

また、2人で旅をしようねえ。

 

 

ちなみに今日は私の愛犬フーちゃんの15歳の誕生日。

眠そう…。

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元気に長生きしてね。

 

 

長くなりました。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

良き1日となりますように。