婦人科の定期検診がんばったよ、もくです。
なぜに婦人科へ定期検診に行っているかといいますと…
子宮内膜症およびチョコレート嚢胞持ちだからです。現在、両方の卵巣に嚢胞があります。
※子宮内膜症:子宮内膜という組織が、子宮の外で増えてしまう病気。
※チョコレート嚢胞:チョコレートなんてかわいい響きですが、卵巣内に子宮内膜が発生することで、排出されない古い血液がチョコレートのように溜まって腫瘍になってる状態のこと。
うちには子どもがいないのですが、その原因の一つがこの私に巣食った子宮内膜症という病気です。
病院行く途中で見つけた菜の花。かわいい。
【私と子宮内膜症との歴史】
26歳の時、膀胱炎かカンジダか何かで婦人科を受診した際に、子宮内膜症&チョコレート嚢胞と診断されました。
生理開始初期の頃から生理がかなり重かったのですが、どうやらこいつのせいだった模様。
症状改善のため、最初はピルを処方されて飲んでいたのですが、血液検査で肝臓の数値が悪化して中止。
それで暫く自然のままにして、3ヶ月に一度婦人科を受診し、腫瘍の大きさを観察していました。
でも、やはりじわじわと腫瘍は大きくなり、2年前から投薬による黄体ホルモン療法を始めることに。
※黄体ホルモン療法:ホルモン剤を摂取し排卵を止めることで、女性ホルモン(エストロ ゲン)の上昇を抑制する療法。子宮内膜を薄くする効果がある。
黄体ホルモン療法により排卵と生理が無くなったので、この治療を続ける限り妊娠はできません。
(あんなに辛かった生理もなくなってしまうと、「この歳で生理ないなんてなんだか女じゃなくなったみたいだな…」ともやもやしました。心は複雑。)
しかし、この黄体ホルモン療法をしていなくても、私が妊娠できる可能性はかなり低かったのです。
34歳の時、他の持病が悪化し大学病院にかかったのですが、その時、子宮内膜症もその病院で詳しく診てもらうことができました。初めてCT撮ってみたり。
その結果、子宮内膜症により、卵巣や子宮が他の臓器・筋肉などに癒着していること、癒着により子宮が後屈していること、また卵管が詰まっている可能性などを指摘されました。
その時点で、医師から「妊娠を望むなら、卵巣嚢腫のくり抜きおよび卵管を通す手術が必要。その上で人工授精をした方が良い。チームを組んで対処します。」と言われました。
「おー、心強いお言葉!」と思った一方で、色んな事実の数々にショックは大きかったです。
ちょっと前後しますが、それらに加えて、黄体ホルモン療法始めた後に子宮頸がんになりかけて(高度異形成)手術した際、子宮腺筋症であることも発覚…。
※子宮腺筋症:子宮内膜組織が、子宮筋の中にできてしまう病気のこと。
うーん、子宮内膜症大暴れ!私のお下はしっちゃかめっちゃか!そりゃあ、子どもなんてできませんわ!
もう、泣くしかない。
というわけで、私と子宮内膜症とのお付き合いは閉経まで続く予定です。
大変な例では、子宮内膜症で肺に穴が開く事もあるらしいので(怖すぎる)、閉経ゴールまでこのまま維持できるとありがたいです。