もくの日暮らし

東京の片隅に住む、子なし専業主婦の日々を綴ります。

セクハラと、何故嫌だったのかを考える。

合気道をやってます、子なし専業主婦のもくです。

 

先日、合気道の稽古後に飲み会があったのですが、飲み会の終盤でセクハラを受けました。

 

相手は58歳男性。いつも稽古で指導してくださり、お世話になっている関係性です。

 

頭をポンポン撫でられたり、冗談で「二人でご飯行く?」「こんなこと言ってたら旦那さんに怒られるね」などと言われたりしました。

 

私はその場で反応できず、数十分後にとても嫌だったことに気づき、その後ずっと頭からそのことが離れず、怒りと嫌悪と後悔で苦しい状態が続いています。

 

その人は、普段からセクハラに対する意識の低さが目立っていたのですが、いちいち反応していたらこちらが疲弊するので、流していました。

 

しかし、今回は嫌だったと伝えなければと思い、どう伝えるか悩んでいます。

 

今後とも合気道の稽古は楽しくやっていきたいので、悩みます。

 

はあ、なんでこんなに苦しまなくちゃいけないんだろう。

 

時と場合と相手との関係性によってはこんなに思い詰めないケースもあると思うのですが、今回は嫌でしたね。

 

ちなみに、即座に反応して、嫌だと伝えられなかったのは、自己肯定感や自尊心が低いのが原因だそう。

自分の感覚に自信がなく、相手の感情を優先してしまうことで、咄嗟に反応ができないんだそうです。当てはまるなあ…。

 

⭐︎

 

私は支配系毒親に抑圧されて育ちました。

喜怒哀楽の楽以外の感情を強く制限されて成長したせいか、いまだに、感情を出すのが苦手です。

特に、負の感情、怒り、哀しみ、恐れなどは、顔や態度に出すと、親からより酷いことをされるという体験を繰り返し経験したことで、本能的に出せないようになっています。

私はいつもニコニコしています。そうしないと、危険に晒されたので、癖になってしまっているみたい。

常に親の顔色を伺い、一挙手一投足、呼吸に至るまで、神経を尖らせる日々。なんで私は生まれたんだろう?消えてしまいたいなって毎日思っていました。

 

⭐︎

 

そういう態度が今回、相手を付け上がらせる一因になったのかもしれません。

 

一人で悩み過ぎて、日常生活にも支障が出てきたので、まずは、信頼できる合気道仲間の女性に相談してみようと思います。

 

追記:

上記の合気道仲間の女性には、気持ちが分かってもらえませんでした。

あと、何故そんなにも頭を撫でられるのが嫌だったのか、やっと言語化できたので書き留めておきます。

・見下されている感じが嫌だった

・女だとみくびられているのが嫌だった

・尊厳を踏み躙られた感じがして嫌だった

この三つです。

自分は、ただ単にセクハラが気持ち悪かっただけではなく、こういう事も感じていたようです。